酪農業は音更町をはじめ北海道の経済を支える重要な産業。
音更町で搾乳された生乳(※)は、北海道の「よつ葉」ブランドとして、全国各地へ出荷されている。
※生乳とは、搾ったままで加熱・殺菌などをしていない牛の乳のことです。
JAおとふけの生乳生産量は約48,000tです。近年では個体乳量の増加、乳牛頭数の増加などにより、生産量は伸びています。
酪農経営の基盤強化を目指し、各種補助事業の活用やICT(情報通信技術)などの推進を行い、生産性向上のための環境づくりを支援しています。
労働力の省力化に取り組むために、乳牛の個別管理が可能な搾乳ロボット(牛の搾乳を自動で行う機械)やバルククーラー、自動給餌機などの導入を推進し、安定した生乳生産に繋げています。
良質な生乳生産に向けて、乳検情報などを活用した乳質改善に取り組み、加えて飼料設計や現地巡回相談なども行い生産者に対する飼養管理技術の向上を支援しています。
出荷先のよつ葉乳業㈱と連携を図りながら、安全かつ良質な生乳の安定確保に努めています。
よつ葉乳業㈱で製造している「特選よつ葉牛乳」では、北海道十勝の大自然が育んだ生乳のみを使用し、おいしさを損なわないために、生乳の生産地である十勝の工場で殺菌・パックしています。
全国飲用牛乳公正取引協議会の定める特選基準をクリアした、乳質・成分に優れた生乳を厳選して使用しています。