日本最大級の収穫量を誇る音更町の大豆は、北海道のみならず、日本の大豆製品を支えている。
音更町で生まれた音更大袖振は、良質な大豆を選抜し、70年以上栽培されている。
JAおとふけは国内随一の豆類生産地。
その広大な畑地の約10%で大豆の栽培を行っています。
音更大袖振、「とよまさり」銘柄のユキホマレ、小粒大豆のユキシズカを主に栽培。綺麗な大豆を収穫するために、倒伏させない大豆作りに取り組んでいます。
大豆は主にコンバインで収穫し、10月中旬から11月上旬までが収穫時期ですが、成熟した豆が雨にあたると品質が低下するため、天気の良い日を逃さず品質の良い大豆を適期収穫します。
作物の栽培から受入、調製、出庫までをデータ管理し、トレーサビリティ(※)に取り組み、安全・安心な大豆をお届けしています。
(※)トレーサビリティ【traceability】
英語で、追跡を意味する「trace」と能力を意味する「ability」で「traceability(直訳:追跡可能性)」。
商品から履歴情報(生産・加工・流通・販売・廃棄・など)を確認できる生産履歴管理システムを指します。
白目大豆と比べ、色がやや緑がかっているのが特徴。高級料亭の豆腐の材料などにも使用されている。
北海道で広く栽培される。
主に味噌や納豆、豆乳に使用される。
主に小粒納豆に使用される。
音更町の特産品である音更大袖振は、音更の農家で「大袖振大豆」から良質なものだけを何年もかけて選抜し、地域に広めていった品種で、他の大豆より栄養価が高く、お菓子や豆腐に使われています。
音更大袖振は見た目鮮やかな緑色で、他の大豆に比べ、骨粗しょう症予防、抗腫よう、抗酸化に効果があるとされる「イソフラボン」含有量が非常に高い品種です。
音更大袖振は、岩塚製菓㈱の主力商品である「大袖振豆もち」や「ソフト豆もち」などに使用されています。
また、埼玉県のもぎ豆腐店㈱の「只管豆腐」などにも使用されており、大豆の評価や意見交換なども実施しています。
ユキホマレやユキシズカは、首都圏の1都11県をエリアに事業展開している生活協同組合のパルシステムで、JAおとふけ産大豆を限定使用した商品として販売されており、豆腐、あげ、味噌、納豆、豆乳など多数の商品が開発され、人気を呼んでいます。