取り扱いの歴史としては浅い、おとふけの長葱。
しかし、おとふけがこれまで培ってきた経験や先進的な技術で、全国から高評価を頂ける農作物に。
JAおとふけでは令和元年より長葱の共同撰別を開始しました。
生産のきっかけは数件の生産者から生産したいと意向があり、JAで検討した結果、共同撰別施設を設け取り扱いを行うこととしました。
生産開始の当初は、栽培面も撰別でも試行錯誤を繰り返しましたが、取引先から品質において高評価を頂き、主に西日本(中国・四国・九州地方)へ出荷を行っています。
これからも耕作面積の規模拡大を図り、更なる長期出荷体制の構築や時期に合わせた品種の選定、栽培でのこだわりを全国に発信し、ファンを獲得していきます。
長葱の品質評価を大きく左右する部分として「軟白部分」の長さがあります。
長葱は直射日光が当たった部分が濃緑色に、直射日光が当たらない部分は白いままとなります。つまり「軟白部分」を長く確保するためにはこまめな培土作業(盛り土をして直射日光が当たらないようにする作業)が必要となります。
長葱は野菜の中でも比較的ゆっくり成長する品目で、その成長スピードに合わせ、長くなったら培土を幾度も繰り返していきます。このようにこまめな作業を繰り返し行うことで品質の良い長葱が生産されるのです。
通常、紫色のテープが多い中、JAおとふけの長葱は目立つよう「赤色」テープで結束しています。
スーパーで赤色のテープを見かけた際はJAおとふけの長葱かもしれませんので、ぜひご確認のうえお買い求めください。