全国へ出荷されている、おとふけの玉葱。
長い歴史から培った技術で、おとふけを代表する存在に。
JAおとふけの玉葱栽培は、昭和53年に生産者部会が発足し、長い歴史を持っています。
現在は生育の早い極早生品種から、長期保管が可能な中晩生品種までバランス良く栽培し、生産量は3,500tと北海道全体の1%にも満たない数量ですが、8月上旬から翌年の3月下旬まで長期間、出荷を行っています。
長期間、安定した数量を出荷できる体制と、玉葱の品質を評価いただき、首都圏1都11県でエリア展開するパルシステムを始め、全国の生協などへ契約出荷を行い、JAおとふけで一番の契約率を誇る野菜となっているのです。
玉葱は品種特性別に販売される事が少ない野菜ですが、中には強い特性をもった玉葱も存在します。
そのひとつに北見農試で開発された品種『ゆめせんか』があり、その特性は「糖度が高い」「加熱した際に焦げ付きにくい」「玉葱本来の風味が強い」品種です。
JAおとふけでは、ゆめせんかを栽培し加工ユーザーとの結びつきを強化する事で高付加価値化を実践しています。
ゆめせんか栽培は、加工ユーザーから「ゆめせんか」を使用した商品を開発したいという要望が挙がった事がきっかけでした。
今では生産現場・仲卸・加工ユーザー・量販店と仲間を増やし「ゆめせんか玉葱普及推進協議会」を設立し加工品の開発やプロモーションなど消費拡大のため幅広く活動をしています。
JAおとふけの玉葱は地元スーパーの他にパルシステムやコープ九州などに契約出荷しています。また、ゆめせんかを使用した商品は満寿屋商店でパンの具材として、道の駅おとふ け「なつぞらのふるさと」等でドレッシングとして販売されていますので、見かけた際はぜひお買い求めください。