※この情報は、2024年3月時点のものです
幼少期に収穫体験に参加し、とても楽しかったことから「食育事業」に興味を持ったのがきっかけでした。
JAカレッジ入学後、地元十勝の主要産業である農業を支えたい、食の大切さを広めたいという思いで十勝の農協を志望し、JAおとふけから内定を頂きました。
私が所属している農産課では、収穫された農産物を集荷し、選別・調整を行ったものを全国各地へ販売する「販売業務」と生産者が高品質な農作物を安定的に生産するための相談や指導を行う「指導業務」の大きく分けて2つの業務を行っています。
私は主に「指導業務」を担当しており、日々の営農相談や施肥(農作物に肥料を施すこと)、防除(農薬を使用し農業害虫や病害の予防及び駆除すること)の指導に加えて、生産者が使用する各作物の種子生産に関わる業務を行っています。
生産者と密に関わり、高品質な農作物を安定的に生産するためにはどうすべきかを日々一緒に考えることで、信頼関係を築くことができます。微力ながらですが、自分の関わった農作物が全国に販売され、それを待つ消費者の方々がいると考えると、とてもやりがいを感じます。
また、JAでは総合事業を行っており、農畜産物の販売等の農業関連事業からJAバンク・JA共済といった金融事業、車両整備やガソリンスタンドなど数多くの事業を展開しています。
部署異動をすると、業務内容が全く変わりほぼ転職のようなものですが、関わる生産者の方々はほぼ固定されているという珍しい職場だと思います。
業務内容が大きく変わるので初めのうちは大変かと思いますが、その分様々な観点から生産者の方々をサポートでき、自身の成長と共により信頼関係を築けることがこの仕事の魅力だと思います。
1年目共済課 | 7年目農産課現在 |
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契約管理・保全業務、共済加入推進業務 | 営農指導業務(圃場巡回、施肥・防除指導)、種子小麦、豆類取扱業務 |
農作物収穫期間(9月~10月)は、変形労働時間(8:30~18:00)で勤務しています。変形労働で勤務した時間は、別の日に休日を取得しています。
有給休暇も取り易い環境なので、まとまった休みを利用して家族と旅行に出かけています。
心身ともにリフレッシュして、次の仕事の活力にしています。
就職活動では、辛いことや上手くいかないことも沢山あるかと思いますが、その「辛い」だとか「悔しい」という気持ちをどうか大切にして下さい。その気持ちをバネに頑張った努力は、必ずその後の人生の大きな糧になります。
また、学生のうちに出来るだけパソコンの勉強をしておくと、就職後に大変役に立つと思います。詳しすぎて困ることは絶対にありませんから、勉強に全力を注ぐことができる今がチャンスだと思います。頑張ってください!
皆さんが自分の納得のいく素晴らしい職場に就職できることを心から願っています。